消防団

消防団について

消防団の帽子

近年、集中豪雨等の災害による被害が大きくニュースなどで報じられています。このような災害は、いつ、どこで襲ってくるか予測できません。
こうした災害時に消火・救助活動、避難誘導など地域の皆さんの安心・安全のため活動するのが消防団です。
「自分が暮らしている地域の安心と安全を守りたい。」そんな思いがあれば誰でも参加できます。

消防団の活動

消防団は、住民一人ひとりの防災行動力を高めるため、出火防止、初期消火、応急救護などの指導のほか、地域住民と連携して災害に備えた消火・救護訓練などに取り組んでいます。

消防団の活動内容
  • 4月上旬 消防出初式
出初式での分裂行進の様子
出初式での分裂行進
  • 5月上旬 教養訓練
    (消防技術の習得等)
  • 6月上旬 消防技術大会
    (各分団の小型ポンプ操法とラッパ吹奏の技術を披露)
小型ポンプ操法の様子
小型ポンプ操法
  • 8月下旬 総合防災訓練
    (地域と連携した防災訓練)
ラッパ吹奏の様子
ラッパ吹奏
  • 12月下旬 歳末警戒
    (村内の防火・防犯の見回り)
  • 通年
    お祭、花火大会等警備
    (地域の警備活動)
    各分団点検等
    (機械・設備器具、消火栓・防火水槽の点検、訓練)
土のう作りの様子
土のう作り

消防団の身分及び待遇

消防団員は、非常勤の特別職の地方公務員です。
消防団には様々な活動をするための待遇策が設けられています。

報酬

階級に応じて支払われます(一般団員で年3万1700円)、その他、災害時や訓練など出動時間に応じて費用弁償が支払われます。

被服等の貸与

消防団員の法被・活動服・雨具・Tシャツ等が貸与されます。

公務災害補償

公務でケガなどをした場合は、治療費や休業補償、介護の補償など様々な補償が受けられます。

表彰

消防団活動などに功績顕著

村民があなたを必要としている

分団の編成替えの時期になると、分団役員の悩み事が多くなります。それは、新入団員の勧誘に行っても「同世代で他の者も入っていないので入らない」「消防は辛かったり、厳しかったりで、嫌だ」と断られることです。
もしも、誰も消防に入らなくて消防団が廃止になったら、どうなるでしょうか。小さな火災なら高山分署で消すことが出来るでしょう。しかし、大きな火災や台風などで河川が氾濫した時は、15人の分署職員だけではとても対処不可能です。やはり、訓練を受けている団員がいなければ、火事は消えないし、災害を軽減することは困難となります。
16年前の阪神大震災や今年の東日本大震災で、地元の消防団がどれだけ頼りになったかは皆さんも良くご存知のことと思います。
高山村の18歳以上のまだ消防団に入ったことのない人は、ぜひ、消防団に入団してください。異業種、世代間交流を通して、生涯の友を得ることが出来ます。7千800人余りの高山村の住民が、あなたを必要としています。

消防団長の写真

地域のつながりに 第1分団団員 牧 京祐 入団2年

第1分団団員牧京祐の写真

消防団に入って2年が経とうとしています。いろいろな年代の方と話しをする機会ができ、そこから人間関係が拡がり、今まで以上に地域との繋がりができました。
また、第一分団が行っている訓練を通して、防災に関する知識を習得することができ、自分自身のスキルアップにつながったことが良かったです。
消防団で培ったチームワークとスキルを活かしながら、これからも仕事に消防に頑張っていこうと思います。

これからも応援します! 梅松 千秋さん(紫) 地域の声

消防団サポーター梅松 千秋さんの写真

消防団に入ると、自分の家族を守ることができる。
火事が起きてしまったことを考えてみてください。いち早く水利を確保して最小限の被害に抑えることができるのです。
最近は勤務体系も多様になって大変だろうとは思いますが、消防団という組織に一歩踏み入れてほしいと思います。
きっと、必ずその中から喜びや楽しみが見出せると思います。
消防団サポーターとして応援しています。頑張ってください!
消防団に期待している人、気にかけてくれる住民がたくさんいます。

わたしの誇りです 勝山ルミ子さん(久保)団員家族の声

消防団の法被の写真

消防団員だった父親の姿をみて、子どもながらに「大変だなぁ」と思っていました。
結婚して、主人が消防団に入り、技術大会に向け、早朝、練習に出かけていくのを見てきました。
現在、主人が分団長として、みんなと力を合わせて日頃の予防消防や一朝有事の火事など、地域のために活動しています。
消防という世の中のために貢献する活動を見ると、とても誇りに思っています 。

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