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須坂基線東端点

須坂基線東端点

明治政府が近代測量の基準線として設けた「須坂基線」の基線端点で、基線東端の一等三角点である。「須坂基線」は国内14ヶ所の基線の1つとして、明治25年(1892)9月9日に全国で9番目に選定された。明治29年(1896)11月に、須坂市に設置された基線西端との2点間の距離が実測され、基線長3291.912メートル(現在の座標計算上では3291.903メートル)の結果を得る。この値が三角測量の一辺の基準となり、長野・群馬・岐阜・新潟・富山・石川・福井の5万分の1の地形図の作成に用いられた。近代測量技術による全国5万分の1地形図を整備した足跡の1つである。

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