今から300年前(宝永5年)のものであり、寶筺印塔は長方形が一般的であるが、稲沢のものは円筒形の素朴な寶筺印塔である。
その中に比較的鮮明な文字で「寶筺印塔陀羅尼経」を書写した円筒形の木柱が入れられてある。中に残された経典が健在であるのは非常に珍しく、江戸時代の山村の信仰が知られる貴重な資料である。
今から300年前(宝永5年)のものであり、寶筺印塔は長方形が一般的であるが、稲沢のものは円筒形の素朴な寶筺印塔である。
その中に比較的鮮明な文字で「寶筺印塔陀羅尼経」を書写した円筒形の木柱が入れられてある。中に残された経典が健在であるのは非常に珍しく、江戸時代の山村の信仰が知られる貴重な資料である。