雷滝

雷滝

別名裏見の滝。県道より142メートル奥に位置し、付近の川幅29メートル左岸壁の高さ40メートルである。滝は珪化されて堅くなった凝灰角礫岩でできていてこの岩肌の侵食によって作られている。侵食の速度は割合に遅いが、次第に上流に向かって後退する傾向が見られる。ひさし状に出た滝の岩場をくぐると滝の裏側を見ることができるので、裏見の滝ともよばれており、実に豪快である。そのまま滝の向こう側に進むと、水煙を立てて谷底に落ちる滝の全景がみられる。流れ落ちる水量とその豪壮な眺めは名勝にふさわしいといえる。

カテゴリー

閲覧履歴

ページの先頭へ戻る