高山村文化・交流活動拠点施設整備構想検討委員会の設置
本村の文化芸術振興のあり方については、これまでに文化芸術関係者・学識経験者を委員とする「高山村文化振興懇話会」や地域住民を会員とする「たかやま文化芸術の未来を語ろう会」の皆様からご意見をいただくとともに、村民の皆様による「たかやま未来会議」でのご意見を踏まえ、平成27年3月に策定した『第五次高山村総合計画後期基本計画』において、「新たに、文化交流ホール・ギャラリー・図書館機能等を備えた、本村にふさわしい文化・創造・交流・学びを高める文化芸術活動の拠点施設の整備を推進」することとされています。
また、少子高齢社会における人口減少抑制を図るために平成27年10月29日に策定した地方創生の『高山村総合戦略』においても、文化施設等の整備については中核的な事業として位置付けられています。
こうした状況を踏まえ、本村にふさわしい文化芸術活動及び交流活動の拠点施設整備に向けた構想を策定するため、有識者や村内関係団体の代表者など22名の委員で構成される高山村文化・交流活動拠点施設整備構想検討委員会を設置しました。
委員会での検討経過
第1回検討委員会
開催日：平成27年12月22日
第2回検討委員会
開催日：平成28年6月30日
第1回検討委員会において、「委員の人数が多いこと、ホールや図書館など複合的な施設を検討していることから施設ごとに分科会を設置したらどうか」という意見が出されたことを踏まえ、第2回検討委員会の冒頭、委員長より、「文化交流ホール分科会」、「図書館・子育て支援分科会」、「交流スペース分科会」の3つの分科会を設け、各施設の機能や規模についての検討をそれぞれの分科会に付託するという提案があり、了承されました。
これを以て、第2回検討委員会は分科会での協議に移行しました。各分科会の議事録（概要）は以下のとおりです。
第3回検討委員会
- 文化交流ホール分科会および図書館・子育て支援分科会
開催日：平成28年8月29日 - 交流スペース分科会
開催日：平成28年9月14日
第3回委員会は前回に引き続き、分科会ごとにそれぞれの施設についての協議を行うとともに、事務局より第3回委員会までの協議内容を以て答申案を作成し、この答申案の内容についての検討を次回委員会の協議事項としたい旨を提案し、了承されました。
各分科会の議事録（概要）は以下のとおりです。
第4回検討委員会
開催日：平成28年11月29日
第4回検討委員会では前半に分科会を開催し、これまでの協議内容を集約した資料を基に、答申書作成に向けて不足している事項や議論をさらに深める必要がある事項等について検討し、答申書に関する意見を分科会ごとにまとめました。
また後半は全体会を開催し、分科会の検討結果をそれぞれ報告したうえで、意見の調整を図るとともに、答申書の記載項目や文章表現等について協議を行いました。
会議資料及び議事概要は以下のとおりです。
答申
開催日：平成29年3月1日
昨年11月に開催された第4回検討委員会において、答申内容が大筋で固まったことを受け、施設整備構想についての答申書（案）に関する調整及び今後の委員会運営（答申書（案）の取扱い並びに答申方法など）を土本俊和委員長（信州大学工学部教授）に一任することについて書面で協議しました。
その結果、各委員の了承が得られたことから、高山村役場において土本委員長のほか、各分科会の座長および座長代理が出席し、内山村長に対し答申書を手交しました。
土本委員長は「答申書の内容を尊重し、建設の糧として欲しい。」と述べたのに対し、内山村長は同席した委員に対し感謝の意を示すとともに、「答申を重く受け止め、尊重して慎重に検討したい。」と述べました。
今回の答申により委員会は任務を終了し、解散しました。
基本構想（案）
委員会からの答申を受け、村として文化・交流活動拠点施設基本構想（案）を下記のとおり作成しました。
村では、この基本構想（案）について、ブロック行政懇談会及びパブリックコメントにより、村民の皆様のご意見を広くお聞きし、基本構想の策定を進めてまいります。
基本構想
平成29年5月20日から平成29年6月19日まで基本構想（案）に関する意見の募集を実施しました。ご協力いただきありがとうございました。
お寄せいただいた主なご意見の概要及び基本構想（案）における考え方は、以下「パブリックコメントの募集結果について」のとおりです。
これまでの検討及び村民の皆様のご意見をふまえ、高山村文化・交流活動拠点施設基本構想を以下「基本構想」のとおり策定しました。
