HOME観光・移住文化財一茶ゆかりの里離れ家

一茶ゆかりの里離れ家

一茶ゆかりの里離れ家

建物の特徴は、第1に規模が小さい割りに建ちの高い建物である。軒を「せがい造り」にしているので、屋根も大きく堂々と見える。第2番目は間取りであり、一般の民家と異なり土間や茶の間が狭く座敷に重点が置かれている。第3番目は、奇抜な床の間の構えである。床の間に非対称の丸窓を設け、背面から見ると部屋の丸窓・高窓との組み合わせが絶妙である。この建物は、18世紀ないしは19世紀当初の建築物であり、小林一茶が逗留したという史跡的意味も加え、書院座敷をもった隠居部屋にふさわしい建物であり、当時の信州における数奇屋風の造りとしても優れた名建築である。平成8年現在の地へ移築復元。

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