HOME観光・移住文化財浄教寺十六羅漢の欄間

浄教寺十六羅漢の欄間

欄間のアップ

この欄間は、寛政8年(1796年)に建設された浄教寺の旧本堂の内陣・外陣境の欄間で、江戸時代中期頃に上高井地方を中心に宮大工棟梁として活躍した亀原和田四郎嘉重の作と伝えられている。
彫刻の題材は、釈尊が阿弥陀経を説かれた時の様子を表した16羅漢像を主としたもので、ありがたい説法を唐獅子・唐猫あるいは鳩なども拝聴に来ているというものである。
彫りの仕上げが少々粗いところに嘉重の特徴がある。
この粗さにより羅漢の座っている岩肌のごつごつした感じや樹肌の感じがよく表現されている。また、木目をよく生かして彫られた作品である。

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